今年は10月1日~ 25日オンラインで、開催します。
一部アーカイブは2021年9月30日まで公開します。

未来の魚食文化を守ろう!
環境に配慮した魚のシンボルマークMEL
マリン・エコラベル・ジャパン協議会

マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)は、持続可能な漁業や養殖業の推進を目的に、資源や生態系の保全へ積極的に取り組んでいる漁業者や養殖業者などを認証し、水産物にロゴマークをつけて流通させる日本発の認証スキームです。そして、マリン・エコラベル・ジャパン協議会は、MELを世界基準に準拠した水産エコラベルとして普及させ、日本の漁業や魚食文化の発展へ役立つよう活動しています。

目次

生産者、取り扱い事業者、消費者にも有益な水産エコラベル

SDGsへの取り組みが世界的な広がりを見せる今、将来に渡って魚の生態系が維持できるかを考え、資源や環境の保全に積極的に取り組む漁業者や養殖業者がもっと増えていくことが必要です。さらに、魚を消費する側もサステイナブルな環境で漁獲・生産された魚を選んで食べることが理想と言えるでしょう。
そんな理想のサイクルを実現するために、目印となるのが水産エコラベルです。それには、水産物を取り扱う事業者も流通加工認証を取得し、認証水産物を確実に消費者に届ける役割を担っています。トレーサビリティを確保し、ロゴマークを表示することによって、生態系や環境への配慮がなされている製品であることが証明され、生産者やそれを取り扱う事業者にとって大きなアピールとなりますし、SDGsに貢献したい消費者にとって見分けやすいというメリットもあります。生産し流通する側も消費する側も、共に意識を高め合い将来の世代まで豊かな魚食文化を守り続けるために、水産エコラベルは役立っています。

サステイナブルな漁業と養殖業を守りたい! 願いを形にしたMEL

1995年の国連食糧農業機関(FAO)の総会で、「責任ある漁業のための行動規範」が採択されました。そこには、持続的な水産資源の利用や生態系の保全に関する基本原則が盛り込まれ、水産エコラベルについての検討が始まりました。2005年にはFAO水産委員会で水産エコラベルのためのガイドラインが採択され、サステイナブルな水産物を生産したい、消費したいという世界的なムードの高まりもあり、持続可能な水産物を認証する水産エコラベルが世界のあちこちで誕生しました。日本では2007年にMELがスタート。2016年に国際基準に準拠する仕組みへと作り変えられ、現在では、漁業・養殖・流通加工を網羅する水産エコラベルのスキームとなっています。

GSSIにアジアで初めて認められた、国際的に信頼できる認証スキーム

世界中でたくさんの水産エコラベルがあると、どれを信頼したらよいのか消費者は迷ってしまいます。そこで、水産エコラベルが信頼できるものであることを認定するための国際パートナーシップ、世界水産物持続可能性イニシアチブ(Global Sustainable Seafood Initiative 、GSSI)が設立され、2019年12月にMELがこのGSSIから承認を受けたアジア初の認証スキームとなりました。GSSIから承認を受けているのは、世界でもMELを含め9つしかありません。
現在、日本で活用されている主な水産エコラベルは、イギリス発のMSC認証(漁業)、オランダ発のASC認証(養殖)などがありますが、日本発で国際承認を受け「漁業と養殖、流通加工」を網羅しているのはMELだけとなっています。

MELをエシカル消費の手掛かりに!

環境や社会、生物の多様性に配慮して活動しなければならないのは、生産者だけではありません。消費者の側が意識を持って商品を選ぶエシカル消費は、社会的課題を解決する第一歩となるでしょう。MELはそんな未来を見据えた消費者と生産者とを結ぶかけ橋となっています。
2020年9月現在でMELが認証しているのは、北海道秋鮭定置網漁業などの漁業認証が5件、ブリやマダイ、ワカメなど養殖認証が30件、加工業者や卸売業、小売事業者など流通加工認証が30件です。今度お魚を買うときは、スーパーやお魚屋さんの店頭でMELのロゴマークを探してみましょう。きっと、キラキラ輝く新鮮な魚たちのすぐそばに、黄色と青の丸いマークが誇らしげに掲げられているはずです。

各種お問い合わせは

マリン・エコラベル・ジャパン協議会
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