今年は10月1日~ 25日オンラインで、開催します。
一部アーカイブは2021年9月30日まで公開します。

第二海堡へいざ上陸!
東京湾の貴重な軍事遺構を見学するツアー解禁
国土交通省関東地方整備局

東京湾の中央、観音崎と富津岬との間には、明治時代に建設された海堡(かいほう)と呼ばれる人工島が2ヶ所あります。横須賀市側に位置する第二海堡は、令和元年より一般開放して民間のツアー会社による上陸ツーリズムを開始。東京湾のど真ん中で建造当時のまま残され、明治時代からの貴重な遺構へ、実際に足を踏み入れてみませんか。

目次

日本の首都と横須賀軍港を守れ! 第二次大戦後そのまま残された海上の要塞

第二海堡は、東京湾のほぼ中央に設けられた人工島。明治時代、首都・東京と横須賀軍港を防衛する目的で富津岬と観音崎の間の海上へ大量の石材や砂を運んで建造された人工要塞の1つです。第一海堡から第三海堡までありましたが、このうち、第三海堡は船舶の安全航行のため撤去され、現在海堡と呼ばれる遺構は日本に第一海堡と第二海堡の2つしか現存していません。
2つの現存する海堡うちの横須賀市側に位置する第二海堡は、明治22年に着工し大正3年に完成。埋め立て造成費だけで現在の額にすると約40億円という多額の資金をつぎ込んで建設され、戦前は陸軍、のちに海軍が駐留し東京湾の防衛にあたっていました。大戦後は連合軍に接収され、日本へ返還された後も軍事遺構という特殊性から一般旅客の無断立ち入りはできず、秘密のベールに包まれた施設として当時のままの姿で残されてきたのです。

伝統的な建築技術が残る遺構をガイドツアーで巡る

第二海堡へ上陸すると、TOKYO BAY Navigatorと呼ばれるガイドが注目スポットを歩いて案内してくれます。第二海堡へ上陸したら必ずチェックするべき遺構をご紹介しましょう。
【防波堤】
海堡を建造する前に、最初に築いたという防波堤が海堡の北側に残っています。
【間知石(けんちいし)】
北側の桟橋付近にひし形の大きな石が積まれた場所があります。これは、日本の伝統的な築城技術を生かして作られた護岸で、関東大震災でも崩壊しなかった堅固な構造となっています。
【中央砲台】
第二海堡の中央にある高台には、かつて27センチカノン砲が設置されていました。地下には弾薬庫や作業場として使われていた地下要塞が残っています。
【第二海堡灯台】
元は15センチカノン砲の砲台跡で、船の安全な航行を見守る灯台が設置されています。現在の灯台は4代目で、昭和58年に建て替えられたものです。
【掩蔽豪】
物資を保管したり兵士が暮らしたりするための防空壕のような建物で、北側の桟橋付近に長い煉瓦の擁壁が続きます。

行き交う大型船が目の前に! 第二海堡ツーリズムの魅力

第二海堡は東京湾の真ん中という特殊なロケーションで、ここでしか見られない景色が広がっているのも魅力です。浦賀水道は「海のハイウェイ」とも呼ばれるほどたくさんの船が航行することで知られており、海堡のすぐ目の前を数百メートルもある巨大なコンテナ船やタンカーが行き交う、大迫力の光景を目にすることができます。
現代の物流を支える巨大船と明治時代の遺構とのコラボレーションは、この場所ならではの景色。第二海堡は、過去と未来とか交錯する不思議な空間とも言えます。

第二海堡へ行こう! どうやって行くの? 上陸ツアーのご案内

第二海堡上陸見学ツアーへは、主に横須賀港の三笠桟橋から出発します。2020年7月、桟橋の目の前に三笠ターミナルがオープンし、2階にある猿島ビジターセンターに第二海堡や東京湾に浮かぶ猿島について映像や模型で知ることができる展示コーナーが設置されました。VRで第二海堡へ上陸できる設備も用意されています。(但し、現在は新型コロナウイルス感染防止のため使用休止中)
第二海堡上陸見学ツアーには、民間の旅行会社が企画する第二海堡ツアーへ申し込むだけでお手軽に参加できます。ツアーの情報や第二海堡に関する最新ニュースは、東京湾海堡ツーリズム機構のサイトなどでチェックしましょう。

各種お問い合わせは

東京湾海堡ツーリズム機構

https://daini-kaiho.jp/

第二海堡をお手元で体験できるVRコンテンツはこちらから
国土交通省関東地方整備局
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる