創業から130年を数えてもなお、伝統と革新の酒造りを続ける日本盛。
常に新しい技術へチャレンジし続ける姿勢が実を結び開発された、業界初となるアルミボトル缶の「生原酒」は、コロナ禍で変化する生活様式にもマッチし、SDGsの観点からも高い評価を得ています。そんな「生原酒」の魅力と、日本盛のSDGsへの取り組みをご紹介しましょう。
蔵元でしか味わえなかったフレッシュな生原酒をすべての方に

「生原酒」とは、品質保持のための加熱殺菌やアルコール度数調整のための希釈などを行わない、言わば出来立てそのままのお酒。日本酒本来の鮮度感あふれる風味、豊かなコクを存分に堪能できますが、管理が難しいため通常の流通には向きませんでした。蔵元などのごく限られた場所でしか飲むことができない、贅沢なお酒なのです。
しかし、”この味わいをどなたにも楽しんでもらいたい”と、日本盛が開発に着手。徹底したろ過殺菌システムと品質保持性の高いボトル缶に充填することで常温での流通が可能となり、どこでも手軽に味わえる「生原酒」が誕生しました。
ご家庭でもアウトドアでも! プチ贅沢できる生原酒

コンパクトサイズのボトル缶入り「生原酒」は、スーパーやコンビニで手軽にご購入いただけます。広口のキャップを開けた瞬間に広がる瑞々しい香りは「生原酒」ならでは。持ち運びにも便利なので、キャンプやバーベキューでの乾杯、出張帰りの列車で頑張った自分へのご褒美など、生活のあらゆるシーンで、ちょっと贅沢な味わいをお楽しみください。
また、本醸造、純米吟醸、大吟醸、純米大吟醸の4種類をラインナップしていますから、自分好みのお酒をチョイスして少しずつ味わえるのも魅力です。
リサイクル率が高く環境に優しいアルミボトル缶


遮光性や密閉性に優れたボトル缶は、デリケートな「生原酒」の品質保持に一役買っているだけではありません。その素材や形状を活かして環境負荷を低減する効果にも期待が寄せられているのです。
「生原酒」200mlボトル缶は1本わずか220gと軽量かつコンパクト。同量のガラス製カップ商品と比較すると輸送効率が良く、輸送時のCO²排出量を低減可能となります。また、ボトル缶はキャップとボトル共にアルミ素材で、分別がしやすい上に9割を超えるリサイクル率の高さも注目すべき点です。
どこでも味わえる「生原酒」を可能にしたボトル缶は、多くの方にお酒の美味しさと楽しさを提供しながら、環境に優しい社会を実現するための一端を担っています。
社会にもっと幸せを! 日本盛のSDGsへの取り組み


左)日本盛プライオリティ・ナイン宣言 社内共有マーク 右)LED使用工場
日本盛ではSDGs17課題のうち、「健康」、「環境」、「地域貢献」の3つのカテゴリーに関する9項目を、”日本盛プライオリティ・ナイン宣言”と題し優先課題として取り組んでいます。
例えば「環境」に対する取り組みとして、商品に使用する容器や資材を森林認証紙やバイオマス素材、リサイクル可能な「生原酒」ボトル缶など、環境負荷の低い素材へ切り替えていくことで、森林保護やCO²排出量の削減を目指しています。また、工場内の照明のLED比率を高めたり、社内申請の電子化、電子印鑑の導入やデータ保存の推奨によってペーパレス化を進めるなど、環境保全に向けて小さなことから確実に歩みを進めているのです。