2022年10月1日~2023年9月30日まで公開します。

港湾建設から始まった歩みは未来へ
人にも地球にも喜ばれる環境を創る
若築建設

2020年に創業から130年という節目を迎えた若築建設。海上土木工事を得意とし、社会資本の整備を担う建設会社として、豊かな自然環境や人々の暮らしを守るための活動を積極的に行っています。SDGs17のゴールへ具体的な数値目標を明確にしながら取り組み、より良い未来の創造へ向け、歩みを続けています。

目次

社会資本の整備や地域の発展に貢献しながら未来へつながる活動を

若築建設は、創業から130年に渡って海上土木、陸上土木、建築などの事業を通して、地域や社会の発展に貢献してきました。建設業の事業領域は多岐に及び、2030年までに持続可能な世界を実現するためのSDGs17と様々な形で関わっています。
例えば、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーとして、風力発電や太陽光発電を積極的に導入するため、大規模な発電施設の建設に携わっています。秋田県に設置されている239基の風力発電用風車のうち約3分の1となる75基を建設し、山形県庄内市の太陽光発電所では、31ヘクタールの広大な敷地に6万6440枚ものソーラーパネルを設置しました。ほかにも、バイオマス発電所の建設を行うなど、再生可能エネルギー関連施設の建設によって、約97万世帯分の電力供給に若築建設が携わっています。

海の生き物たちも人間もみんなが楽しめる海洋環境を守る

東京湾にはかつて、砂浜や干潟、遠浅の海が広がり、多くの生き物たちが生息する豊かな環境が存在していました。現在、埋め立てや開発により失われたそれらの環境を取り戻すための事業が行われており、若築建設も積極的に関わっています。
いなげの浜は、埋め立てによって消えた白砂の海岸を取り戻そうと千葉市稲毛海浜公園内に造成された日本で初めての人工海浜です。千葉市では唯一の海水浴場であり、夏には県内外から多くの方がこの浜を訪れて海に触れあいます。いなげの浜の施工には若築建設が携わり、人々の憩いの場である浜を美しく保とうと1993年から海開きの前に社員有志が一斉清掃を行うことが毎年の恒例行事となっています。この長年に渡る奉仕活動が評価され、2014年春の褒章において緑綬褒状を受章しました。
また、もともと遠浅で水生生物が多く生息していた羽田空港周辺の沖合に浅場を造成し、海の生き物たちが生息しやすい環境を再生させる事業にも参加しています。
海洋土木のエキスパートである若築建設は、たくさんの海藻や魚たちが育ち、人々がその恵みを楽しめる美しい海を保つため、日々努力を続けています。

突然の災害に備えて社会インフラと人々の生活を守る

近年頻発する地震や台風などの大規模な災害に対して、社会資本整備を担う企業としてできることは何か、若築建設は常に考えています。災害発生後、早期に通常業務へ復帰し、災害復旧支援へ取り掛かることができるよう、災害備蓄品の準備や社員とその家族の安否確認訓練などを行い、事業継続計画を策定して災害発生に備えています。
実際に、2019年の台風19号の影響によって東京湾中央航路や第二海堡周辺に大量の漂流物が流出した際には、迅速に撤去作業を行いました。さらに記憶に新しいところでは、2020年2月に横浜港大黒ふ頭に停泊したクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号から新型コロナウイルス感染者を搬送する際、資機材搬入や賃貸、搬出に関する支援を行っています。
災害発生後も事業活動を維持し、いち早く復旧を担うために。いつ起こるかわからない災害に日ごろから備え、防災体制を整備しているのです。

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