2022年10月1日~2023年9月30日まで公開します。

海の環境を守りながら
未来の暮らしを創る
東亜建設工業株式会社

東亜建設工業は、創業者の浅野総一郎によって1908(明治41)年、神奈川県鶴見・川崎地先に一大工業用地建設を行う、わが国では初めての埋立事業者(デベロッパー)として創業しました。渋沢栄一や安田善次郎の支援を受けて、1912(明治45)年、鶴見埋立組合を設立し、東京湾埋立という壮大なプロジェクトの実現に向けて踏み出したのです。このとき整備された150万坪の造成地は、後に日本重化学工業の中枢とも言える京浜工業地帯へと発展しました。
そんな歴史を持つ東亜建設工業は、海の工事を得意としており、東京湾とのお付き合いが大変長い会社なのです。

目次

ルーカーボン生態系創出への取り組み

神奈川県横浜市における着生基盤(実験)
左:設置直後、右:設置約1年後
千葉県木更津市のアマモ場

カーボンニュートラル達成に向けた取組が推進されるなか、ブルーカーボン(海洋生態系の生物を通じて吸収固定される炭素)が注目されています。ブルーカーボンを隔離・貯留する海草や海藻の藻場、干潟、マングローブ林などはブルーカーボン生態系と呼ばれます。東亜建設工業は、これまで藻場や干潟、マングローブ林等の造成に長年携わってきました。
現在、関東地方整備局の実海域実験場提供システムを活用し、護岸等の直立港湾構造物に海藻を繁茂させ、CO2吸収機能を持たせる技術を検討しています。横浜港南本牧ふ頭の直立港湾構造物に海藻の着生及び生育を促す着生基盤を設置して、その効果を検証しています。また、木更津市の金田漁業協同組合のご協力のもと、アマモ場(海草藻場)の現地調査も2020年より行っています。今後も多様なニーズにお応えできるよう技術開発に取り組んでまいります。

作業船に置ける脱炭素の取り組み

東亜建設工業では、海の工事で活躍する作業船を多数所有しています。その中でも、地盤改良を行う大型深層混合処理船「デコム7号」(写真)と「黄鶴」において、CO2排出量の削減に取り組んでいます。施工フローに合わせて発電機の運転台数を自動制御する「発電機自動発停システム」を開発し、搭載した結果、昨年度の「デコム7号」工事においてCO2排出量を32.38t(注)の削減することが確認できました。この取組みは、令和3年度の横浜ブルーカーボン・オフセット制度において、クレジット創出の認証をいただきました。今後も脱炭素に向けた取り組みを強化してまいります。

日本の洋上風力発電所建設に向けた専用のSEP船を建造中!

再生可能エネルギーへの変換が急務とされる中、ヨーロッパを中心に普及が進んでいる洋上風力発電事業。しかし、日本の洋上での風力発電所建設にあたっては、発電所の規模に適合する大型の着床式洋上風力発電設備を設置できるSEP(Self Elevating Platform自己昇降式作業台船)が不足していることに加え、既存の作業船を利用した場合、海象条件によっては工事を進めることができない場合があることや、作業効率が低くなることが課題となっています。
そこで、大林組と東亜建設工業は共同で、今後拡大が期待される国内の洋上風力発電所建設市場に対応するため、大型洋上風力発電所の建設を目的としたSEPの建造を進めています。

私たちが伝えていきたいこと

海の工事現場では、魚の大群が銀色の体をキラキラさせながら横切って行ったり、何百というクラゲが岸に吹き寄せられて幻想的な世界をつくったり、作業船が動いているすぐ近くで水鳥の群が餌を探していたり、海の絶景と海が支えるたくさんの生物を実感できます。東亜建設工業は、これからも海の魅力と恩恵を未来へ伝えられるよう努めてまいります。

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