2022年10月1日~2023年9月30日まで公開します。

東京湾再生と東京湾大感謝祭

全国海の再生プロジェクトについて

東京湾のような背後に大都市を抱えた高い海域では、生活排水などが大量に流れ込むことに加え、外海との海水の循環が起こりにくいため、慢性的な赤潮の発生や、有機汚濁による貧酸素水塊が生じ、水産動植物へ大きな影響を与えるなどの多くの問題が発生しています。

「全国海の再生プロジェクト」は、これらの問題の改善のため、海上保安庁および国土交通省を中心とする関係省庁や自治体が 連携して、海の再生に資する各種施策を推進しています。平成14年に始まった東京湾再生プロジェクトを皮切りに、現在全国4カ所(東京湾、大阪湾、伊勢湾、広島湾)で海の再生プロジェクトが推進されています。

東京湾再生のための行動計画第二期の開始

平成14年に東京湾再生推進会議(内閣官房、国土交通省、農林水産省、環境省、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、横須賀市*平成25年現在)が設置され、東京湾再生のための行動計画(第一期)が推進されました。

平成25年5月には、これまでの取組状況とその分析(評価)を取りまとめるとともに、これらをふまえた新たな今後10年間の東京湾再生のための行動計画(以下「第二期」)が策定され、はじまりました。

東京湾再生官民連携フォーラムについて

第二期計画では、多様な関係者の参画による議論や行動の活発化・多様化を図るための組織として、「東京湾再生官民連携フォーラム」(以下「フォーラム」)が設立されました。

フォーラムでは、東京湾再生に意欲を持つ多様な人々が集い、東京湾再生の輪を拡げるさまざまなプロジェクト活動に取り組んでいます。

東京湾大感謝祭とは

東京湾は背後に大都市を抱え周辺住民は3,000万人とも言われています。私たちの生活とともに排出されるCO2や生活排水、ゴミ、さまざまな産業が与える環境負荷などが、森・里・川・街・海に大きな影響を与え多くの問題が発生しています。

東京湾大感謝祭は、市民や企業、団体と国や自治体がともに、海を起点にライフスタイルの転換を考え、行動するきっかけを提供する場として、2013年より開催しています。2019年は横浜赤レンガ倉庫および周辺海上で催され10万名のご来場がありました。しかし、2020年、2022年は新型コロナウイルスの感染が拡大したため、初めてオンライン上で開催いたしました。

2022年は3年ぶりのリアル開催とオンライン配信で開催いたします。